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はきこみ10年超のフルカウントデニム0105の色落ちがコチラ!

こんにちはtarakoといいます。

この記事では、フルカウント愛用歴20年の私が所有する、10年以上穿き込んだ『フルカウントデニム0105』の色落ちを紹介します。

この記事の内容
  • 10年以上穿いたフルカウント0105の色落ち
  • フルカウント0105の良い所と悪い所
  • 洗濯方法について
  • ジーンズのリペアについて
  • 裾上げについて
  • 実際のサイズ感
  • フルカウントデニムのモデルチェンジについて

この記事を読むと、フルカウント0105を穿き込んだ際の、実際の色落ちの参考にしていただけると思います。

長年はきこんだ味わい深い色落ちと共に、長い年月をかけてできたリペアの数々もぜひご覧になってみて下さい。

10年以上履いたフルカウント0105の色落ち

実際の色落ちと解説

フロント

インディゴの濃淡がキレイに出ていい味わいが出ていますね。

よく擦れるヒザは、ほとんど色が残ってません。逆に腰の部分や足のスネ部分は色が残り、良いコントラストになっています。

バック

おしりの部分も頻繁に摩擦が起こる箇所なので、よく擦れて色落ちが激しいです。

ひざ裏のシワ(ハチノス)は、キレイに残っていて良い味わいが出ています。

さらに細部を見ていきましょう。

腰回り

腰回りは、結構色が残っていて、白と濃紺のコントラストのメリハリがあります。また、縦落ちもキレイに出ています。

コインポケット

ポケットは、昔ZIPPOライターを入れてたこともあり、わずかに名残が残っています。

ポケットのステッチは擦り切れてほとんど無くなっています。リベットの色も完全に変色してますね。

ひざ部分

よく擦れる膝はほとんど色が残っていません。ひげと言われるシワはキレイに出ています。サイドのセルビッチもかなりいい味が出ていますね。

すそ周りのアタリもキレイに出ています。

バックの細部も見てみましょう。

お尻部分

よく擦れる部分なので、色がほぼ落ちていますね。

皮パッチ

大きな縮みは無いですが、完全に変色しています。むかし流行ったオイルを塗ったりなどの手入れはやっていません。

バックポケット

ステッチは完全に残っていません。ステッチの名残がわずかに見て取れます。

ひざ裏(ハチノス)

全体的に薄くはなっていますが、独特の模様ははっきり出ています。

リペア箇所の紹介

次にリペア箇所も見てみましょう。長年穿いた勲章ですね。(笑)

ひざのリペア

両ひざたたいてます。右ひざの方は写真の通り修理しきっていません。

また修理に持っていかないと。。

内もものリペア

特に擦れる内もも部分のリペアは3回ぐらい出しています。

縫製をかなり強力にやってもらったので、生地が逆に分厚くなってます。(笑)

お尻のリペア

お尻部分も擦れて生地が薄くなるので2回はリペアに出してます。ステッチもかなり擦り切れていますね。

ここもかなり強力にリペアしてもらった部分です。

太もも裏のリペア

この部分もお尻と同じく、椅子に座ったりすることで薄くなる箇所です。色もかなり薄くなっています。

かかと部分のリペア

かかと部分は靴との摩擦で破れてきます。中々修理も難しいようで、激しめのリペアになっています。

あと個人的にスソはちょっと長めではくので、余計にかかと部分のダメージが大きいと思います。靴を脱ぐと少し踏むぐらいなので。

スソの長さって皆さんこだわりの長さってありますよね?

新品との比較

色合いを新品と比較してみるとこんな感じです。

フロント
バック

こんなにも色が変わります。これだからフルカウントジーンズは楽しいんですよね(笑)

現状はセミリタイア

現役で履いていた期間が10年超で、購入してからは20年以上が経過しています。

現在でも履けなくは無いのですが、さすがに生地が薄くなり、膝にテンションがかかると破れが広がる為にセミリタイア状態になっています。

ただガンガンにリペアをかければ、20年経った今でも復活は可能です。

20年経ったても履けるジーンズて結構すごくないですか?

なので思い出の詰まった大切な1本です。

フルカウント0105の良い所と悪い所

長年履いてきて思うことです。

良い所

色落ちが良い

色落ちに関しては、写真で見て頂いた通り文句無しです。

色落ちして行く過程も充実に楽しめます。

履き心地抜群

そして、履き心地に関しても、文句無しと言ったところです。

むしろ、はき心地こそがフルカウントの1番の特徴です。

ジーンズは、膝を曲げた時に生地が強く肌に触れて摩擦しますが、フルカウントデニムの場合、肌触りがなめらかでストレスを感じにくいです。

歩いてる時も、デニムの内側で肌に触れる感覚がサラサラした感じでとても気持ちが良いのです。

家に帰った時に、ジーンズからスウェットに履き替えると言った事をあまりしませんでしたね。

夏でも履ける

また夏場に履いても、暑苦しさが少ないのも特徴です。

生地の厚みが、他のメーカーのデニムに比べて13.7ozと少し薄めで作られているので、比較的涼しく履くことができます。

洋服に合わせやすい

あと0105は形が良いですね。

太ももの部分は少しゆったりしていますが、足元に行くにつれて少しづつ細くなっていくので、ワークパンツぽいドスンとした野暮ったさが無いです。

なので、どんな服装にも合わせやすいと思います。

悪い所

耐久性が低い

生地の厚みが13.7ozと少し薄いために、他のジーンズと比べると、若干ですが耐久性が低いように感じます。

普段から摩擦の多い箇所は、特にダメージを受けやすく、私の場合は太ももが太いので、内モモの部分が擦れて生地が薄くなります。

とは言え、1か月や半年ですぐに破れるわけでは無いので、極端に耐久性が低いと言ったわけでは無いです。

私のように5年、10年と履くので有れば話は変わってきますが。笑

縫製糸が切れやすい

あと縫製の糸が綿糸のため、これも摩擦により薄くなります。

しかし綿糸の使用に限っては、レプリカジーンズという特徴柄、むかしのリーバイスを模してる所もあり、低い耐久性が分かった上で使用されてると思います。

バックポケットのステッチが擦れてだんだんと薄くなり、糸があった部分と無かった所で色のコントラストができ、味が出てくるのが1つの例です。

洗濯方法について

今回紹介した0105の実際の洗濯方法を紹介します。

つまり、私独自の洗い方ですね。

洗い方

洗う際は、必ずジーンズを裏返しにしてボタンを閉めて洗います。

表向きで洗うと、洗濯機内でジーンズの表面同士が擦れあって、ジーンズ全体が満遍なく色落ちしてしまうからです。

経験上、ジーンズは摩擦が1番色落ちが進みます。

なのでジーンズの色を残したい場合は、裏返しにして洗濯機にかける事をおすすめします。

洗剤

洗剤は当初エマールを使用してました。

しかし、途中から普通の衣料用の洗濯に変更しています。

理由は、洗剤の種類では、さほど色落ち具合に効いてこなかったからです。

漂白剤なんかは当然アウトですが、普通の洗剤では、過度に色落ちが進むことは無いと思います。

むしろ、せっかく洗うなら汚れをしっかりと落としたいわけです。

洗濯回数

だいたい1か月に1回程度で洗ってましたが、明確には不定期です。

1か月以上洗わない時もあれば、雨に濡れた場合はすぐ洗うようにしています。

ジーンズは濡れた状態や汗を吸い込んだ状態のまま履くと、摩擦した時にダメージを受けて表面が削れやすくなります。

履きこみが進んでくると、破れる原因につながるので、月1回程度か夏場の汗を吸い込んだ場合などは、洗濯回数を少し増やした方がいいと思います。

とはいえ、今回紹介したジーンズもそんなに神経質に洗濯してこなかったので、ぶっちゃけ適当と言えば適当です。笑

適当に履いて、適当に洗濯しても良い色落ちに仕上がるのが、フルカウントデニムの良い所だと思います。

ジーンズのリペアについて

フルカウントの直営店に直接持って行くか、大阪本社に郵送するか、または、他のリペアショップを利用するかの3通りです。

フルカウントを利用される方は、ホームページに受付方法の詳細が書かれてますので、ご覧になってみて下さい。

フルカウント公式はこちら

ちなみに私は、リペアに関してはフルカウントを利用したことがありません。

私の場合は、住んでいる大阪に老舗のリペアショップがあるので、ジーンズのたたき(リペア)は決まってそのリペアショップに出すようにしています。

リンクを貼っておくので、興味のある方は覗いてみてください。

ジーンズリフォーム専門正ちゃん堂HP

リペア前に洗濯は必須。その理由は2つ。

リペアに出す際の注意点として、ジーンズは必ず洗濯して、完全に乾いた状態でリペアに出すようにしてください。

1つ目の理由は、洗濯前のデニムは生地が伸びてる状態です。そこにリペアを入れてしまうと、今度洗濯し乾燥させた場合に、縮んだジーンズとリペア箇所に変なユガミができてしまうからです。

ジーンズのシルエットが崩れます。

2つ目の理由は、単純に不潔だから。他人の脱ぎたてのジーンズを触るのは、リペアする人も嫌でしょう。

しっかり乾いたジーンズにリペアしてもらうようにしましょう。

裾上げについて

裾上げは郵送すればフルカウントで無料でやってもらえます。

郵送前にジーンズを洗って、完全に乾燥させてから送るようにしましょう。

ノンウォッシュのジーンズはかなり縮みます。なので中途半端に縮んだデニムの裾を詰めてしまうと、後々さらに縮んで裾が短くなってしまいます。

洗濯後にパリッとよく乾燥させて完全に縮みきらせてから裾を詰めましょう。お店などでは、乾燥機を使うことを勧められます。

あらかじめ限界まで縮んだデニムが欲しい場合は、ワンウォッシュのデニムを購入するのがおすすめです。

また、裾上げ箇所には、しっかりクリップなどで分かりやすいように、印を付けて送るようしましょう。

細かい注意点は、フルカウントHPに記載が有るので確認するようにしてください。

フルカウント公式はこちら

あとフルカウントで裾上げする時は、以下の3つのポイントがあるので注意下さい。

裾上げ料金は無料

ただし送料と返送料がかかる

出来上がりまで1か月ぐらいかかる

ちなみに私の場合は、裾上げも行きつけのリペアショップで行います。

裾上げは有料になりますが、持っていけば送料が掛からないのと、早ければ即日裾上げができるからです。

お願いすればチェーンステッチでしっかり仕上げてくれます。

やっぱり買ったジーンズは、すぐに履きたいわけです。

なので、近くにリペアショップがある人は、利用してみるのもアリです。

実際のサイズ感

参考までに、今回紹介したジーンズを履いている私の体格を記しておきます。

私は、身長179センチ、体重91キロでジムで筋トレをしている結構ゴツメの体格でW33の0105を履いています。

しかしこの0105のみがW33で、以降の0105はW34を購入しています。

参考になるでしょうか?笑

あとフルカウントのHPにも、実際に着用されている写真があるので参考にできます。

フルカウント公式はこちら

フルカウントデニムのモデルチェンジについて

2019年にフルカウントデニムはモデルチェンジされています。

最も変わったのは、バックポケットのあのステッチが無くなってしまったこと。

履き込んだ時のステッチが薄くなって消えかけ、その後に見えるインディゴの濃淡が楽しめなくなったのは悲しい限りです。

ポケットに付いていた赤タブや、レザーパッチの印字も無くなっています。

変更理由については、Lightningにてフルカウントの代表が語られているので、以下に引用します。

「創業からラインナップをほとんど変えることなく作り続けてきた定番の5ポケットですが、シルエットや縫製など、作るたびに微妙なマイナーチェンジはしてきたんです。そのときそのときに自分の思っているカッコ良さの基準や、ファッションシーンの流れも取り入れたり。

でもブランドを初めて25年経ったときに、あらためて定番モデルを見直すと、いつしかブランドを始めたころとは少し違ったモノへとなっていることに気がついたんです。毎年のように微調整をするときも、ひとつ前のモデルが基準ですから、少しずつの微調整が25年という歳月が経てばけっこう変わりますからね。そんな節目に、もう一度、創業当時と同じように、僕が理想とするヴィンテージジーンズを見直したんです。それが今回のフルモデルチェンジの一番の理由だと思います。

もともとはヴィンテージジーンズの穿き心地や色落ち、それにバタ臭いカッコ良さを現代で再現できないかというスタートでしたから。今まで培ってきた経験値と生産背景のなかで、創業当時の思いをぶつけるというフルモデルチェンジです。

生地は今まで通りジンバブエコットンを使ったデニムですが、もっとも変わったのはシルエットとバックポケットの飾りを無くしたことですね。ヴィンテージジーンズを徹底的に見直すことで、すべてのモデルのシルエットを変えました。バックスタイルの飾りを無くしたことは、見た目の主張は薄くなったかもしれませんが、飾りがなくてもフルカウントのジーンズだと思ってもらえるカッコいいジーンズを目指した結論です。

見た目はシンプルでも生地や縫製、それにシルエットで勝負できるモデルチェンジになりました。もうウチのデニムを持っている人でも、もう一度穿き込んでみたくなるモデルになっていると思いますので、ぜひその良さを試してもらいたいですね」

https://funq.jp/lightning/article/480414/

生地については、今までと変わらず高品質のジンバブエコットンを使用されているとの事です。

つまり、色落ちは今までと変わらず期待できますね。

ただし、あのバックポケットのステッチがお気に入りだった人にとっては非常に残念です。

あのステッチこそ、フルカウントの象徴みたいな所がありましたからね。

じゃあそこで、もうフルカウントは買わないか?と問われると。

私は『買う』と思います。

理由は、フルカウントの良さはバックポケットのステッチでは無くて、他のデニムには無い、サラサラのはき心地こそがフルカウントの命だと思ってるからです。

なので生地が改悪されたりしない限りは、引き続きフルカウントデニムを愛用すると思います。

※ちなみに現行モデルの0105は、「0105 LOOSE STRAIGHT」という名前に変更になっています。

まとめ

私は昔から大阪に住んでいるのですが、現在、フルカウントのお店は東京にしかありません。

しかし、私が20代だった頃、大阪には路面店含め4店舗ぐらいお店があり、しょっちゅう足を運んだ懐かしい思い出があります。

特に思い出すのは、フルカウントの初期、アメリカ村のミナックスビルの2階にお店があった頃です。

当時はまだ、フルカウントのブランド自体もさほど有名になっておらず、2階フロアの1部でのみ営業されてました。

その頃、お金の無い10代だった私は、そんなに広くは無いお店に月1ぐらいで通っては、陳列されてるデニムやスウェットを広げて『欲しいなコレ』と眺めていたのです。

そして、バイトで頑張って貯めたお金で最初の1本を購入し、フルカウントデニムのジーンズライフが始まったわけです。

履き始めてからは、そんなにすぐ色落ちするわけでも無いのに、毎日のように色落ちチェックをしていたのを懐かしく思います。

そして時代はレプリカジーンズブームの真っ只中になります。

フルカウントも次第に、レプリカジーンズのブームも相まって、デニムの色落ちや品質が評判を呼び、雑誌などにもたくさん載るようになって人気を博したわけです。

人気がピークの頃は大阪、東京はもちろん海外にも展開されてたように記憶しています。

当時の人気レプリカブランドには、必ずと言って良いほどフルカウントの名前が上がり、雑誌にも多数掲載されてましたね。

そして今、現在ではレプリカジーンズのブームも過ぎ去り、当時乱立していたレプリカジーンズブランドの多くが消えてしまいました。

そんな中、店舗数は減ってしまいましたが、熱心なファンと根強い人気で、今も生き残り輝いているリアルデニムブランドの1つがフルカウントだと思います。

と、まぁ長い昔ばなしをしてしまいましたが、今回紹介した10年超えのフルカウントデニムは中々珍しいと思います。

色落ちの参考にして頂ければ嬉しい限りです。

あとフルカウントのモデルチェンジについては、この記事を書いてる途中に『そう言えば』という感じで自分も思い出した次第です。

まだ以前に買ったフルカウントジーンズが数本あり、新しいジーンズを買う予定がなかったからですね。

ちなみに私は以前より、常に新品のフルカウントデニムがタンスに入った状態で今の物を履きこみます。

理由は特に無いのですが、変な私のこだわりですね。笑

また、今後も5年物のフルカウント0105や、ここ最近育てているデニムジャケット2ndタイプなど、他にも色々あるのでこのブログで紹介していきたいと思います。

というわけで、今回はここまでです。

それではまた!

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