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生活情報

色落ちに失敗しないジーンズの洗濯機での洗濯方法を解説します

ジーンズを格好よく色落ちさせたい人

「せっかく育ててるジーンズの色落ちを、洗濯で失敗するのはイヤだ。」

「ジーンズの正しい洗濯方法が知りたいな。」

こんなお悩みを解決する記事です。

この記事の内容
  • ジーンズの洗濯方法
  • 洗濯機へ投入する前の2つの注意点
  • ジーンズを洗う洗剤について
  • 洗濯機での洗濯時間
  • 洗濯の頻度
  • ジーンズの干し方

私はジーンズ歴25年以上で、これまで30本以上の色んなメーカーのジーンズを履いては育ててきました。そんなジーンズ経験豊富な私が、色落ちで失敗しないジーンズの洗濯方法を解説します。

この記事を読むことで、色落ちで失敗しないジーンズの正しい洗濯方法が分かるようになります。

それでは、さっそく見ていきましょう。

ジーンズの洗濯方法

洗濯機へ投入する前にやっておくこと2つ

①:ジーンズはボタンを閉めて裏返しにする

ジーンズのボタンを全部止めて、ジーンズを裏返しにしてから洗濯機に投入して下さい。

これは、ジーンズの洗い方でよく言われてることなので、知ってる人も多いと思います。

理由は、ジーンズを表向けたまま投入すると、洗濯機内でジーンズの表面同士がこすれあって色落ちしてしまうからです。

当然、洗濯機の洗濯槽の壁面とも擦れる為、そこでも色落ちが発生してしまいます。

ジーンズを洗濯機にかけたことがある人なら、洗濯後の洗濯槽の壁面に、青いインディゴが付着してるのを見たことがある人も多いと思います。

ジーンズを裏返して洗濯しても付着するぐらいなので、洗濯、脱水の工程でかなりの摩擦を受けていることになります。

なので、摩擦による色落ちを抑える為にも、ジーンズは必ずボタンを閉めて、裏返しにして洗濯機に入れるようにして下さい。

②洗濯前にポケットの中身もチェックしよう

ジーンズに限らずですが、ポケットにティッシュが入っていないかの確認もしておきましょう。

経験があるかと思いますが、ポケットに入ったティッシュを一緒に洗濯すると、衣類に細切れになったティッシュがくっ付いて剥がすのが大変です。

ジーンズも同様で、特にジーンズの表面に付着した細かいティッシュは、後で除去するのにとても苦労します。

なので、ポケットの中身は洗濯前にチェックするようにしましょう。

 注意点:他の衣類と一緒に洗わない

ジーンズはジーンズ単体で洗いましょう。

理由は、他の衣類といっしよに洗うと、ジーンズのインディゴの色が移ってしまうからです。

ジーンズは洗濯することで、どうしても色落ちが発生します。その際に他の衣類が一緒にあると、落ちた色が移ってしまうのです。

白いカッターシャツなどは、特に色が着きやすいです。想像してもらうだけでも分かると思います。

合わせて、摩擦の問題があります。

ジーンズと他の衣類を合わせて洗うと、洗濯機内で摩擦し合います。

このジーンズと衣類との摩擦は、ジーンズの色落ちを加速させる原因にもなるのです。

なので、ジーンズはジーンズ単体で洗うようにしましょう。

ジーンズを洗う洗剤について

洗剤の使い分けでジーンズの色落ちや色味も変わってきます。

洗剤無しで洗う

洗剤を入れずに洗濯することで、ジーンズの色落ちを最小限に抑えることができます。

洗剤はジーンズの汚れを落としてくれますが、それと同時にジーンズの染料であるインディゴも落とします。

普段着る衣類でも、洗えば洗うほど色が褪せてきますよね。それと一緒です。

そこでインディゴを極力落とさないようにする為に、洗剤を入れずに洗うのわけです。

デメリットとしては、ジーンズの汚れも落ちにくくなります。

そして残った汚れは、ジーンズの色合いにも効いてきます。

どのように効くかと言うと、ジーンズが色落ちして色が薄くなった部分が、少し黄ばみがかった感じに仕上がります。汚れが浸み込んでいるからですね。

この色味は、良い言い方をすれば、履き込まれたヴィンテージジーンズの色合いとも言えるし、悪い言い方をすれば単に薄汚れた感じとも言えます。

この辺りは、人の好みによって変わってくるので、少し黄ばみがかった汚れた感じが好きな人は、トライしてみるのもアリかと思います。

洗剤の蛍光増白剤

洗剤を入れて洗濯する場合です。

通常は洗剤を入れて洗濯しますが、ここでよく問題とされるのが、蛍光増白剤の存在です。(単に蛍光剤とも言われたりします。)

衣料用の洗剤には、蛍光増白剤の入っているものと、入っていないものがあります。

洗剤のパッケージや容器の裏に成分表記があるので、家の洗剤を1度見て貰えるとすぐに分かります。

それで、ジーンズを洗う洗剤におすすめされるのが、蛍光増白剤の入っていない洗剤の方なんです。

理由は、この蛍光増白剤がジーンズの色味に影響するからなんですね。

蛍光増白剤の役割は、白をより白く際立たせる染料のような役割をします。

例えば、白のカッターシャツは白ければ白いほど綺麗に見えるわけですが、この蛍光増白剤は、その白さを増して綺麗に見せる手助けをしてくれるわけです。

当然、ジーンズにもこの蛍光増白剤の効力は影響して、ジーンズの色落ちして白くなった部分をより白く際立たせます。

つまり、蛍光増白剤入りの洗剤で洗濯するとで、自然に履いてできたジーンズの色落ちに、悪い言い方をすれば色の加工が入ってしまうと言うことになります。

ジーンズを穿くことで変化する、自然な色落ちを楽しみたい人にとっては、不要な効果になるわけです。

こう言った理由から、ジーンズの洗濯には蛍光増白剤の入っていない洗剤がおすすめされるのです。

なので、極力ジーンズの自然な色味を楽しみたい人は、蛍光増白剤の入っていない洗剤を使用することをおすすめします。

ジーンズ専用洗剤

以前より、蛍光増白剤の入っていないジーンズ専用の洗剤も発売されています。

洗濯による色落ちにトコトンこだわる人は、こう言ったジーンズ専用洗剤を使って洗濯するのもアリかと思います。

蛍光増白剤無配合の家庭用洗剤

私は、家庭用洗剤のエマールをずっと使っています。

蛍光増白剤は当然入っていませんし、何より20年以上使ってきて、ジーンズの色落ちでトラブルを抱えたことが無いからです

洗剤はジーンズの汚れ具合や色落ち具合で調整する

洗剤は、自分のジーンズの汚れ具合や色落ち具合で、量を減らしたり、使わなかったりと調整しましょう。

絶対にやってはいけないことは、漂白剤で洗うことぐらい。漂白剤はさすがにジーンズのインディゴが抜けてしまいます。

それ以外においては、普段は洗剤を使わないけど、汚れが目立つ時は洗剤を入れるとか。

毎回洗剤は入れるが、常に量を少なくするといった感じで調整すればOKです。

自分のジーンズのコンディションや汚れ具合を見ながら、ベストな洗剤の使い方を探ってみてください。

洗濯機での洗濯時間

よく洗濯機に付いている10分コースなどの短い設定で洗います。

洗う時間が長ければ長いほど、ジーンズの色落ちは進んでしまうからです。

長い時間せんたく機内でジーンズが回るということは、それだけ摩擦や洗剤にさらされる時間が長くなるので、色落ちが進みやすくやります。

ジーンズ単体だけで洗うのであれば、短時間で汚れも充分に落ちます。

普段の家庭で、あれだけ長い時間洗濯機を回すのは、1度に大量に衣類を投入するからです。

ジーンズ1本程度を洗うのであれば、短い時間で洗えるわけです。

なので、ジーンズを洗う時の洗濯機の設定は、洗濯機の短時間コースを選びましょう。

洗濯頻度

洗濯頻度によってジーンズの色落ちは、かなり変わってきてきます。

以下に洗濯頻度による違いを解説します。

洗濯頻度が多めの場合

洗濯頻度が多いと全体的に色が落ちて、綺麗なブルーと白の爽やかなデニムに仕上がりやすくなります。

しかし、色落ちの濃淡が弱くなるので、全体的にのっぺりした印象のジーンズに育ちます。

私の印象は、夏に履いていても暑苦しくない爽やかな色合いといった感じすね。

洗濯頻度が少なめの場合

逆に洗濯頻度を少なくすると、ジーンズ全体の色がしっかり残るので、摩擦による色落ち部分と色が残った濃い部分とのコントラストがハッキリして、メリハリのある色落ちになります。

ジーンズを履く人の多くが目指す色落ちだと思います。

しかし、洗う頻度が極端に少ないと、ジーンズの色落ちした白い部分が黄ばみがかった色味になります。

洗剤を使わずに洗った時と同じ感じです。汚れが染みついて落ち切らないのが原因になります。

それが良いと言う人もいれば、汚らしいと言う人もいるので、好みが分かれるところです。

洗う頻度の例

私の場合は、メリハリのある色落ちにしながらも、色落ちした部分に黄ばみを残したく無いので、洗濯頻度は1カ月に1回程度で、夏場の汗をよくかく時期は、2週間に1回程度としています。

これであれば、年間を通しても洗濯回数が20回以下になり、洗濯による色落ちも抑えつつ、ある程度汚れ自体も落とすことができます。

とはいえ、コレも一つの目安で、実際は汗を吸いすぎたり、汚れてしまったりした場合はすぐに洗ったりしますし、逆に冬場、汗をかかずさほど汚れて無ければ、2ヶ月ぐらい洗わないこともあります。

そして、ジーンズのコンディションを見ながら、洗濯頻度と合わせて、洗剤を入れたり入れなかったり、少なくしたりなどの、洗剤の調整も掛け合わせるわけです。

なので実際には、自分のジーンズの状態次第で、洗濯頻度と洗剤をコントロールすると言った感じになります。

汚れはヤブレにつながる

汚れた状態でジーンズを履き続けると、ヤブレにつながります。

1番よくないのが、汗や油分を吸い込んで湿っぽい感じになった状態のジーンズです。

デニム地は汗や油を吸った状態で摩擦を受けると、表面が削れてダメージを受けやすくなります。つまり、ヤブレの原因になると言うことです。

特に摩擦の多いヒザや股は、ダメージを受けて生地が薄くなりやすいので、ヤブレやすくなります。

なのでいくら色落ちにこだわっていても、たまには洗濯することをおすすめします。

ちなみに、究極に洗わなすぎると、ジーンズが汗と汚れを吸い過ぎて重く感じるほどです。臭気も発生したりします。これはさすがに汚いですね。。

ジーンズの干しかた

干し方は、ジーンズを裏返したまま、しっかりシワ、ポケットの布地、サイドのセルビッチを伸ばして干します。

物干し竿などに吊るして干しましょう。裾の方までしっかりシワを伸ばしておいてください。

ジーンズを吊る方向

あと、吊るす方向ですが、よく逆さまに吊るしてと言われます。

シワが伸びやすいかららしいですが、私はそのままウェストを上にして干します。

理由は、濡れたジーンズは結構重いので、裾から吊すとジーンズに重みとテンションがかかり、ダメージが入る可能性があるからです。

履き込んで生地が薄くなった部分が引っ張られると、破れる可能性もあるからです。

ジーンズの日焼け

もう一つよく言われるのが、直射日光を避けて干すことです。

日光の紫外線によってジーンズが変色したり、色褪せたりするかららしいのですが。

私の経験から言うと、1日ぐらい日光が当たったところで干しても、すぐに色褪せたりしないので、そこまで神経質になる必要は無いです。

そもそも屋外でジーンズを履いていれば、日光は当然あたりますよね。

それで、すぐに色が変わってしまったジーンズて見たことあるでしょうか。

無いですよね。そりゃぁ何日間もずっと太陽に当てっ放しにすれば少しは色褪せてくるとは思います。

ということで、ジーンズを干す際に特に重要なことは、「必ずシワを伸ばしてから干すこと」。これだけはお忘れなく。

直射日光について

よくジーンズを干すときは、直射日光を避けましょうと言われます。

しかし、私はさほど気にしていません。

なぜかという、丸1日太陽のひかりにジーンズを当てた所で、そんな急激に色あせたり、色落ちしたりしないからです。

確かに日光の紫外線は、ジーンズを色褪せてしまいます。

しかし、これはジーンズに限らずどんなものでもです。

よく屋外の看板なんかが色あせているのを見たことがあると思います。

あれって、何ヶ月も毎日のように太陽光に晒されることで色あせているわけで、1日で看板の色が変わる訳は無いですからね。

ジーンズも一緒で、太陽の光が当たってそんなすぐ色が変わるなんてことは無いですよ。

もし変わるのであれば、ジーンズを履いて晴れた屋外を歩いている時にも、ドンドン色落ちが進むことになります。

とはいえ、それでも太陽の紫外線が気になる方は、なるべく日陰で干すようにしましょう。

ただ太陽が動いて、気がついたらジーンズに直射日光が当たってたからと言って、慌てる必要はありません。

ちなみに、私はガンガンに真夏の太陽で乾燥させて、あのパリッとした香ばしく乾いたジーンズを履いています。色落ちの方も全く問題無しですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

以上の内容で洗っていただければ、洗濯機でジーンズを洗っても失敗しないと思います。

参考までに、私が実際に洗濯しながら10年履いたジーンズのレポートを載せておくので、興味がありましたら👇のリンクをご覧になってみて下さい。

というわけで今回はここまで。

それではまた!

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